あなたは、もうひとりのわたし
原発事故による汚染から土壌を回復させるために、ヒマワリを植えよう
名付けて『ひまわり作戦』を提案されているのは
宇宙航空研究開発機構 山下雅道専任教授らです。
半減期は放射性セシウム137は30年、セシウム134は2年です。
セシウムは植物肥料のカリウムと化学的な性質が似ているので、
カリウムを与えなければ、セシウムを取り込みやすくなって
土壌を早く浄化出来るかもしれない。
また、汚染された土壌から出る放射能から子どもたちを守りたい。
放射能が、土壌の表面近くにとどまっている間に
ヒマワリなどの植物に濃縮して取り除こうというものです。
チェルノブイリ原発事故でも、土壌浄化のために
ヒマワリや菜の花が、植えられていました。
収穫したヒマワリは、焼却処分の時に放射性物質を放出しないように
「高温好気堆肥菌※」によって分解してもらうということです。
※100℃近くの高温で盛んに活動するバクテリア。植物の体のほとんどを酸素でもやして二酸化炭素と水にし、残りはミネラルに変換する。高温なので、病気を起こす細菌や寄生虫の卵などを殺すことができる。
ヒマワリの種は既に確保され、原発から半径30キロ以内の
高校の校庭に植えてもらう予定で
他にも栽培に協力してくれる方を募っています。
詳しいことは、こちら「宇宙農業サロン」をご覧ください。
http://surc.isas.ac.jp/space_agriculture/
人が、自然界にある植物や菌のような働きをもつ設備を作ろうとすると
出来たとしても、複雑で大掛かりなものになるでしょう。
地中にある有害なものを取り込んで、清浄なものに変えて行く・・
まるで、宮崎駿氏の『風の谷のナウシカ』の世界のようです。
氏は水俣病で死の海になった水俣湾で、浄化する能力をもった菌の存在を知り
この話を書かれたということです。
このことにつきましては、改めまして・・・。
『プロ棋士 VS 将棋ソフト(2010-10-12)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/13831
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