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椎結子

ジェネラティブ・コーチングのプロ

椎結子(しいのきゆうこ)

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コラム

“無縁”社会

日々徒然に

2011年2月9日 / 2014年7月31日更新

テレビで、“無縁”社会に生きる主婦の特集をしていました。

それを見ながら、思い出していました。


転勤で初めて訪れた土地で感じた孤独。

幸い子どもが居たことで

徐々に交流が広がりましたが

自分の事を知っている人がいないというのは

一人取り残されているような感じでした。


そんな中で、3つの印象的な出来事がありました。

ひとつは

いつも車で出かけているはずの日に、車があるのを見て

体調を崩しているのではないかと

わざわざ部屋を訪ねて来てくれた人の居たことでした。


かつて保育士をしていた彼女は

「具合が悪いのだったら、子どもを預かろうと思って来た」と言ってくれました。

その時

そうか、大変なときは誰かに『助けて』と言えばいのだと分かったのです。


もう一つは、上の事があって

声をかけてもらうことで救われることがあるのだと分かり

同じマンションに新しく越してきた人を

様子を聞きに行った時、その方がおっしゃった一言でした。

「わたしも、たまに大人の人としゃべりたい」


そしてもう一つは

そのマンションで知り合いが出来たときに

最初に教えてもらったことが

○○の部屋の人は、子どもが嫌いだから気を付けないといけないということでした。

たまたまその方とエレベーターで乗り合わせ、目的階まで着く間に

どこから越して来られたのかなど、些細なお話をして

最後に「そうですか、~は辛いですね」と言い

子どもとさようならを言って降りました。


それから、その方はわたしにだけ挨拶をして下さり

引っ越して行かれる時も、部屋を訪ねてお別れをして下さいました。

周りは、驚いて何故?と聞きましたが

何しろお話したのはそのエレベーターの時だけなので

その時の会話にしか理由はありません。


推測すると、その方も馴染ない土地で一人

お辛かったのだと思います。


子どもと密室で向き合い続ける生活

あるいは、見知らぬ土地で

話す人の居ない生活は

孤独感、寂寥感と向き合う日々でもありました。



時間の構造化(ストローク)4雑談(2010-12-20)
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