肩書き

椎結子

椎結子

テーマ:こころ


初対面の人に出会ったとき、最初に何をみますか?

見目形(みめかたち=顔立ちと姿)でしょうか

その方の持つ雰囲気を感じることもありますね。


まだ何も持たず、気持ちばかりが先走る

高校生の頃(今も同じような感じですが・・・)


「私自身を見て!!」と思っていたことを思い出します。

何故、大学に行くのか?必要なのか? 『大学不要論』などと言っていました。

部活(新聞部でした)の先輩が、「とりあえず行ってみてから、考えれば・・・」とおっしゃって

あえなく撃沈(笑)

そんなに気合を入れて勉強もせず、唯一行きたかった心理学部はあっさり不合格。

そこ以外なら、家から一番近い短大で国文学を勉強すると決めていました。
(勉強は好きだったというだけ。他のことを何も知らなかったということもあります。)

あまり目的もなかったのでぼーっと通って、結局何も身に付かなかったと思います。


それでも・・・短大卒の肩書きは出来たわけです。

当時まだ、女子高生の半数は就職の時代でした。


会社に入って、高校卒の女性が短大卒との待遇の違いを猛烈に言っているのを聞いたことがあります。


そんなことを、思いだしながら

自分を紹介するときに「夫は、一部上場会社の・・・」「子どもは・・・に行っている・・・」

から始まる方々に囲まれてしんどいっていう話を聞きました。


そのお持ちのものが、悪いというのではありません。

そのように言わないと認めて貰いにくくなった社会環境がありますから。


ゆっくり、じっくり時間をかけてその人を見ていくことが難しくなったのでしょうか?


点数や肩書はわかりやすいです。

でも、「~さんの奥さん」や「~ちゃんのお母さん」でない自分も大切ではないですか。

「かつて~に勤めていた☆☆」も素敵だけど

今の自分を主語にして話すときも作ってほしいです。


価値観は様々ですが、やはり子どもは大人の背中を見ています。


そして今現在の

大切なたった一人のあなたを、自分自身が認めてあげてください。

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椎結子
専門家

椎結子(心理カウンセラー)

Yu-cocoro office

ライフステージごとに経験する心理的・身体的・社会的な変化を踏まえて、相談者がより良い人生を歩んでいけるようサポート。メンタルだけでなく、生活養生の観点からもアドバイスします。

椎結子プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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