【マズローの欲求の階層説】
目標に向かいチャレンジした時に
いつも成功するとは限らないのですが
失敗したり、成功したりを繰り返しているときは良いのですが
失敗が続くとき、その原因を本人や周りが“能力”のせいにしていると
やる気をなくしてしまいます。
そのような状態が続いているときに、成功して自信を取り戻せればよいのですが
その成功も運が良かっただけとか、
目標が簡単だっただけなどと“外的要因”にしてしまうと
いつまで経っても、自信に繋がりません。
成功した時は“努力”したからのように、自分の持っている能力と捉え
失敗した時は“やればできる”と思うことができれば
また次も頑張ろうと思うことができます。
努力しても、努力しても、成功出来ないこともあります。
けれども、その努力を見ようとせず
結果だけを評価することも、やる気をそぎます。
周りも、本人のやる気を摘まないような言葉がけが必要ですね。
やることなすこと、あれもダメ・これもダメ
わたしはそれは嫌いなどと言っていると
芽を摘むどころか、本来持っている力まで奪ってしまいます。
特に、希望に満ちて伸びようとしている新芽を
私の形に合わないからといってバッサリ切り捨ててしまったりしていませんか?
各々の持つ、能力と努力を認め
より高い目標にチャレンジできるように本人も周りもなりたいですね。
【(参考) 成功と失敗の原因帰属 Weinerら 1972 】