【マズローの欲求の階層説】
人生の始めの方の時期に、学校生活が長いせいか
物事を数字で考えたり
みんなと同じことが普通(標準)と思いがちなのですが
そうなのかなぁと思います。
成績を評価したり、指導の目安にするために
点数化して、平均は何点と目に見えるようにすることは勿論大切なのですが
児童期・青年期に身についたその癖はなかなか抜けないですよね・・・
その後の人生において自分はどの位置にいるのか?
『普通(標準)=平均』
と、思ってしまったりしていないでしょうか。
その平均が、平均貯蓄金額のようにあまりに我が身とかけ離れていると(笑)
ちょっと違うみたい・・・と思えるけれども
時により、こころが揺れます。
それを励みに、「ヨシガンバロウ!」と思える時は良いですが
人生いつも元気な時ばかりとは限らないわけですから
その平均値が、重くのしかかり
我が身を悲観することがあるかもしれません。
けれども
平均は標準ではありません。
多数かもしれませんが、少数であることも同じくらい大切です。
それぞれの存在
あなたがここに存在していることの貴重さと、大切さ
自分自身の中にある固有の価値を大切にしてほしいと思います。
そしてまた
周りもその少数派を大切にできるようであって欲しいと願っています。
デジタル的に判断するのは簡単ですが
アナログ的に判断できるようになるのは学びと経験が必要です。
「誰でも出来る」の落とし穴は「あなたでなくてもよい」
なんでもマニュアル化していくことの危険性はそこにあるのかもしれません。
紙を見て話すのではなく、顔を見て話せる者になりたいと思っています。