冬の過ごし方
大変お待たせして、申し訳ございませんでした。
家庭で簡単にできる手浴・足浴を紹介します♪
まず、陳皮(ちんぴ)の作り方です。 ★飲用は、漢方薬店でお求めください。
用意するのは、みかんの皮だけです(@^▽^@)ニコッ
① みかんの皮のワックスをふき取る
*キッチンペーパーにぬるま湯を含ませてふき取ります。食べる前にする方が簡単ですね。
② 天日干しする(1週間~10日)
以上です。
次に、手浴・足浴の準備です。(一回使いきりです)
手や足の浸かる、洗面器等(1個で足が収まらなければ、2個使うのも一つの方法です)をご用意ください。
目安は、手は手首から5センチ位、足はくるぶしが浸かる位です。
① 陳皮(Mサイズ3個分位)をちぎり
お茶パック等に入れて煮出す。お茶パックがなければ、あとから濾してください。 ★一度沸騰させてください。
② 少し冷めてから、洗面器等に移します。 ★目安温度は、42~43℃です。
③ 温度に注意しながら片手(足)ずつ浸してください。
*手浴・足浴*
・体力が落ちていたりして、全身浴のできない方にも可能です。
・三陰交(足の内くるぶしの一番高いところから、指4本分上)など足首の穴(ツボ)や、手首周りの穴を温めることができる。
*陳皮*
・香りのリラックス効果で、こころの安定に繋がります。
・黄色い色が肺や脾臓に作用してくれます。
・身体を温めてくれるのは勿論、胃を丈夫にしたり、腸を整えてたまったガスも取り除いてくれます。
(腸の状態はは全身の体調に関わってきます)
・痰(体の中の異常な水液)を取り除く。
寒い時は、気の滞りにより冷えやコリが起こります。
コリが、こじれてくるとイライラしてキレやすくなり、それはさらにひどくなると鬱の引き金になります。
手浴・足浴を、うまく生活の中に取り入れられるとよいですね。
〈中医学 0-2 養生法・日常〉