介護の事業所では、誰を職場の健康診断の対象とするのでしょうか
先週から、介護施設へのワクチン接種が始まりました。
このワクチン接種は、どのような位置づけなのでしょうか?
介護従事者として、利用者さんへの罹患防止だけでなく、
医療提供体制が確保できるよう、接種することは望まれます。
しかしながら、接種するのかどうかは、個人の判断になります。
つまり、接種は強制ではありません。
そして留意しておくことは、接種しない場合、
業務に従事できないとする扱いができないことです。
接種スケジュールが限られている中、
後で様子を見て接種するという選択が取りづらく、
介護職員自身は迷っている場合があります。
接種した時の効果や健康被害にあったときの救済制度など、
迷っている介護職員が判断しやすいような
丁寧な情報提供が、職場では望まれます。
(もちろん、利用者さんやその家族にも同じです)
※厚生労働省「医療従事者等への接種についてのお知らせ」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_iryoujuujisha.html
~こちらの記事も、続けてご参考ください~
・介護施設・事業所における業務継続ガイドライン等について
~介護・福祉の職場をサポートしています~
メールマガジン「労務と人材育成のヒント」を毎週火曜日の朝にお届けしています。
別の内容をお届けしていますので、登録をいただき、こちらもご参考ください。
https://www.directform.jp/form/f.do?id=1834