介護施設・事業所での職員への評価の注意点

山本勝之

山本勝之

テーマ:面談、人材育成・マナー

賞与を支給する時期が近づくと、
定期面談で、介護職員を評価する機会を設けているところもあります。

目標への評価や、これまでの働きでの評価を行うのですが、
ここで注意をしておく点があります。


評価を受ける介護職員も、評価を行う上司も、
評価シートに、ある時点での評価を書く場合が多いです。

目標が達成できていなかった場合であれば、
達成したかどうかを判断する時期
その時だけをみて、できなかったという
評価になっていませんか?


ある一定の期間を評価するのであれば、
その期間、頑張って取り組んだこと、
試してやってみたことも、多々あるはずです。

しかし、評価シートでは、
どのぐらい目標を達成したか?と尋ねる問いでは、
10段階評価であれば、1つだけ点をつける場合が一般的です。

頑張って取り組んだこと、試してやってみたのであれば、
その時は10段階評価の8、
他の職員とのコミュニケーションがちょっとまずかったときは
10段階評価の6など、
一定の期間を見ても、8や6など
様々な時期があるはずです。


いきなり、評価シートを変えることはできませんが、
違う点の時もなかったかを
面談で聞いてみるのも一つです。



~こちらの記事も、続けてご参考ください~
・介護職員との個別面談で必要なこと




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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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