介護の現場の人事異動で、職場や職種を変えるときには
パートの介護職員さんには、配偶者の扶養の範囲内で勤務をしたい・・・
そのような希望をもって、働いておられる方も多いです。
扶養の範囲内で働くのは、その方やその方のご家族の事情ですので、
扶養の範囲内での働き方かどうかは、パートの介護職員さんに確かめましょう。
さて、処遇改善加算や介護職員の人手不足から、
パートの介護職員への賃金の改善が進んでいます。
そこで気を付けたいのは、
パートの介護職員は、賃金が高くなっているため、
年間で働ける時間数が、昔に比べて少なくなるということです。
特に9月以降、今まで通りの時間数で働いてもらっていると、
扶養の範囲内の賃金に近づきすぎ、
勤務できないパート職員が現れるかもしれません。
感染症対策で、介護職員のニーズは高く、
高齢者の生活を支える介護職員は、
医療職と並んで非常に大切な職種になっています。
パートの介護職員さんの力を上手く借りながら、
施設・事業所の運営を進めていただきたいと思います。
~こちらの記事も、続けてご参考ください~
・パートの介護職員さんにも必要となってくる社会保険・・・
~介護・福祉の職場をサポートしています~
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