パートの介護職員さんにも必要となってくる社会保険への加入

山本勝之

山本勝之

テーマ:法改正

昨年、パートさんの社会保険(厚生年金)の加入について、
現在の従業員501人以上から、
2022年10月に101人以上に、
2024年10月に51人以上に条件を拡大していく案が
検討されているという報道がありました。


※神戸新聞NEXT 2019.11.27
「厚生年金加入要件、2段階で拡大 22年に101人以上の企業」
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201911/0012911512.shtml


このことは、介護施設・事業所への経営に、
大きく影響することです。

また、パートさん自身も、配偶者の扶養の範囲内で働きたいとして、
勤務時間が少なくなったり、小規模の事業所へ転職するかもしれません。


一方、保険料は労働者と施設・事業所で折半ですので、
社会保険への加入により、パートさんの年金額が将来増えることに
つながるメリットもあります。


社会の仕組みが、これまで以上に早く変わってくる世の中ですが、
いろいろな側面からの検討が必要になってきますね。




~こちらの記事も、続けてご参考ください~
・介護施設・事業所で今から取り組みたい同一労働同一賃金


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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

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