介護もパワハラ防止も人権を尊重する意味では同じです
介護施設・事業所では、2つの面からのハラスメント対策が必要です。
一つは、介護職員が利用者やその家族から受けるハラスメント対策、
もう一つは、介護職員同士で生じるハラスメント対策です。
介護職員が利用者やその家族から受けるハラスメントは、
近年、社会でも注目されています。
介護職員に対するセクシャルハラスメントをはじめ、
介護施設・事業所への過大な要求や、
介護職員に対する暴言や暴力などです。
このようなハラスメントを放置すると、
介護施設・事業所での介護職員の離職につながったり、
適切なケアができない恐れがあります。
厚生労働省は、「介護現場におけるハラスメント対策マニュアル」を
このたび、公表しています。
介護施設・事業所は、この対策マニュアルを元に、
ハラスメント対策を講じましょう。
特にこの対策マニュアルには、職員が回答する
職場でのハラスメント対策のチェックリストがあります。
まずは職員が回答する前に、施設・事業所の管理職が回答してみましょう。
回答してみて、多くの気づきがあると思います。
組織の体制をはじめとして、多くのことに取り組む必要があります。
介護職員がよりよいケアができるように、ハラスメント対策を行いましょう。
神戸市ホームページ
平成31年度 介護保険最新情報 Vol.718
「介護現場におけるハラスメント対策マニュアル」について
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/23561/vol718_1.pdf
~こちらの記事も、続けてご参考ください~
・介護施設で、利用者さんの思いをくみ取るには
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※2020年7月17日に、記事の内容を一部修正しました。