介護職員への賞与の際に面接を行うときには
~やってはいけませんという注意や、
~はやったの?という指示的な関わりで介護職員を育てると、
どうなるでしょうか?
まず、指示がないと動けない、指示待ちの介護職員が育ちます。
~してはいけない、~やったの?という言葉使いが悪いのではなく、
そのようなことばを使っても、介護職員自身が考える場がなければ、
~してはいけないということだけを理解してしまいます。
結果、応用が利かず、周りは注意し続ける必要になってしまいます。
「なぜ、やってはいけないのでしょう?」というWhyを
必ず注意の時には、入れましょう。
また、指示的な関わりで育てると、
介護職員の考えをとじ込んでしまい、
考えを表に出すことが、できなくなります。
さらに、注意されるのが嫌だと思うと、
失敗したことを隠したりして、
コミュニケーションがうまく取れなくなったり、
事故につながるかもしれません。
注意することは必要ですが、介護職員に考える機会や
考えを言える機会を設けて、育てましょう。
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※2020年7月17日に、記事の内容を一部修正しました。