介護職員に注意することで、育てると・・・

山本勝之

山本勝之

テーマ:面談、人材育成・マナー

~やってはいけませんという注意や、
~はやったの?という指示的な関わりで介護職員を育てると、
どうなるでしょうか?


まず、指示がないと動けない、指示待ちの介護職員が育ちます。

~してはいけない、~やったの?という言葉使いが悪いのではなく、
そのようなことばを使っても、介護職員自身が考える場がなければ、
~してはいけないということだけを理解してしまいます。

結果、応用が利かず、周りは注意し続ける必要になってしまいます。


「なぜ、やってはいけないのでしょう?」というWhyを
必ず注意の時には、入れましょう。


また、指示的な関わりで育てると、
介護職員の考えをとじ込んでしまい、
考えを表に出すことが、できなくなります。

さらに、注意されるのが嫌だと思うと、
失敗したことを隠したりして、
コミュニケーションがうまく取れなくなったり、
事故につながるかもしれません。


注意することは必要ですが、介護職員に考える機会や
考えを言える機会を設けて、育てましょう。







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※2020年7月17日に、記事の内容を一部修正しました。

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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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