介護職員との面談に必要な力とは
介護施設・事業所では、毎年1~2回、介護職員への面談が行われています。
この面談は、どのぐらいの頻度で行うものでしょうか?
毎年1~2回では、少ないような気がします。
なぜなら、介護職員の離職状況を見ると、
3カ月を待たずに離職してしまう方が多いからです。
毎年3~4回は定期的に行い、
採用したての方、新たにリーダーや管理職になった方、
仕事中もイライラしている方、愚痴が多い方などは、
1週間に1回程度、そんなに長い時間でなくても良いので、
面談をしましょう。
はじめの頃は、今の現状を尋ねます。
自分ではどんな状態と感じているのか、
上司としてどんな風に見えているのか、
お互い率直に話を出し合います。
ここでは、上司の方は指導するのではなく
部下の思いをまず受け止めましょう。
次の面談では、前回話してみてどうだったのか、
1週間どうだったのかを面談で尋ねてみましょう。
また、部下自身でできること、やってみたいことを
話せるようにして、次の面談まで取り組めるようにしましょう。
面談と面談の間では、こまめに声をかけることもよいですが、
前の面談の進捗状況はそんなに聞かなくても良いでしょう。
むしろ、面談で自分で決めた内容でできていることを
部下にフィードバックしてあげましょう。
上司の方は、部下をよく見ておく必要がありますが・・・。
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※2020年7月16日に、記事の内容を一部修正しました。