介護職員との面談に必要な力とは

山本勝之

山本勝之

テーマ:面談、人材育成・マナー

介護施設・事業所では、介護職員への面談が行われていますが、
上司である管理者や現場のリーダーが、
部下を面談するに際し、どのような力・知識を持っておくべきでしょうか?


まずは、観察力。

日頃の部下の仕事ぶり、考え方をしっかり観察しておきます。

先月と変わっている点、どのような考え方をもっている人物なのかなど
じっくり行動や言動を観察します。

行動と言動が一致しないときは、本当に考えていることは何かを
よく観察しましょう。
そして、面接で尋ねてみましょう。



次に、部下との信頼関係。

信頼関係が出来ていなければ、面接しても本当のことは話が出ません。

また、仕事上での指示や教育も、信頼関係がベースになっています。
たとえ、仕事ができていても、その質はよいものではないはずです。


こうやって考えると、部下との面談は、
面談の直前で準備できるわけではなく、
面談直後から次の面談への準備が始まっています。



毎日少しづつ出来ることですので、
上司である立場の方は、一日ひとつ課題を見つけて、
取り組んでみましょう。






 ※メールマガジン「労務と人材育成のヒント」を毎週火曜日の朝に発行しています。
  パソコンのメールアドレスで、登録をお願いします。
  https://www.directform.info/form/f.do?id=1834

 ※2020年7月16日に、記事の内容を一部修正しました。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

介護事業に解決志向で労務アドバイスを行うプロ

山本勝之プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼