できないではなく、どうしたらできるかという視点で考える
介護の現場では、そこではたらく職員の気持ちを上司が理解していることが大切です。
(どの職種の職場でも同じですが・・・)
そこで、定期的に、職員面談をされておられる事業所も多いと思います。
職員面談では、どのような話が出ているのでしょうか?
もちろん、仕事上の話、たとえば、
・仕事のスキルが上がってきたこと
・役割を頑張ってこなしていること
・新たな役割にチャレンジしてもらいたいこと
・最近の仕事に対する思い
・仕事上で困ったこと、悩み
これらをよく聞かれていると思います。
職員面談で、さらに聞きたいことは、「職員の事情」です。
職員自身の体調のことや、考えていること、職員の家庭の事情など、
個人情報を配慮して聞いていただきたいと思います。
最近では、個人の事情をオープンにすることなく、
急に個人の事情で働けなくなることも、しばしばあります。
職員との面談では、職員自身の個人の事情があれば、話を聞く機会を設けてください。
但し、職場によっては、個人の事情を聞くことができても、配慮できない場合もあります。
しかしながら、聞いていなければ、職員自身の悩みはわからないままです。
少しづつでも、面談の機会に話題として触れるようにしてみてはいかがでしょうか。
もちろん、日頃から、話ができる環境作りも忘れずにお願いします。
梅雨が明けてしまうと、梅雨の時期が恋しくなるのは、わがままですね
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※2020年7月13日に、記事の内容を一部修正しました。