介護の現場で気づく職員のメンタルヘルス不調

山本勝之

山本勝之

テーマ:健康で働くために、メンタルヘルス

介護の現場では、夜勤勤務があったりするなどでなかなか顔を合わさなかったり、
勤務の都合で、久しぶりに会ったという職員もいます。

そのように、たまにしか会わない、少しの時間しか顔を合わせない場合であっても、
職員のメンタル不調に気づくことが、メンタル不調が深刻にならないようにする対策のひとつです。


職場で次のようなサインがないか、職場の同僚、上司や部下を見てみましょう。

ポイントとしては、他人と比べるのではなく、その本人に生じていないか?
というところです。自分でも項目を見ると、気づきが得られます。

 □出勤時刻が遅くなった(→私のように寒くなったら遅くなる人もいます・・・)
 □昼食をあまり食べていない
 □業務の効率が落ち、ミスが目立つ
 □顔色がさえない
 □栄養ドリンクや栄養剤を頻繁に飲んでいる
 □時間内に仕事が終わらず、残業が増えた
 □些細なことでも、かっとなる
   (出典:「AERA LIFE 職場のうつ」より一部改編)


 必ずしもここに当てはまるから、メンタル不調であるというわけではありません。
 メンタル不調かどうか正しく知りたい場合は、医師の診断が必要になります。

 ここでは、変化に気づく視点という意味で取り上げてみました。
 このような変化の違いがないかを、職場でも気をつけてみましょう。





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 ※2020年7月10日に、記事の内容の一部を修正しました。

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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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