こんな時代だからこそ取り組みたい、パワハラ防止
先日、介護関係の方へ研修の講師としてお話をしましたが、
介護で高齢者に関わることも、
職場の職員に対してパワーハラスメントを行わないことも
相手の人権を尊重するという意味では、同じことです。
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介護で高齢者に関わっている場合、対象となる高齢者は、
病気や年齢により、介護が必要になっている状態であるほかは、
一人のかけがえないない存在であり、そのことを意識して関わります。
同じ職場の職員へは、今までの経験や個人がもっている特性は、
一人ひとり異なって当たり前であり、その違いを活かしながら、
一つの職場を形成し、高齢者を介護します。
厚生労働省がパワーハラスメント防止をまとめた提言では、その対策として、
職場の一人ひとりが、自分も相手も、等しく、不当に傷つけられてはならない尊厳や
人格を持った存在であることを認識した上で、それぞれの価値観、立場、能力など
といった違いを認めて、互いを受け止め、その人格を尊重し合うことにある。
としています。
厚生労働省のホームページです
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000025370.html
人格を傷つけるような言葉かけや職場での行動について、
介護に携わる一人ひとりが、注意して関わることが求められています。
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※この記事は、2020年7月10日に記事の内容を一部修正しました。