介護職の方は、腰痛症予防の準備運動をされていますか?

山本勝之

山本勝之

テーマ:健康で働くために、メンタルヘルス





介護の仕事に就かれている方、
介護の仕事で経営者や管理職の立場の方へ


介護の仕事では、利用者様を抱きかかえたりする際に、
無理な姿勢や急激な重みによる腰痛症になる方が多いです。



ところで、毎日介護の仕事に就く前に、腰痛症予防の準備体操はされていますか?



もの作りの製造現場や工事現場では、毎朝準備体操をされているのを見たり、
聞いたりすることがありませんか?

工事現場のそばを通りがかると、ラジオ体操の音楽が聞こえてきたりして・・・。


小学生の頃は、夏休みのラジオ体操をしていましたが、
大人になってから、ラジオ体操は恥ずかしい・・・と考えてはいませんか?

実は仕事前に、ラジオ体操でなくても、準備運動は大変重要なのです。
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朝、職場に着くと、「さあ今日も一日頑張るぞ!」と思いますよね。

頭や心の中では、今日もいい介護をしようと思っているのですが、
身体はまだ起きたてで、体の隅々まで、血の巡りや神経の伝達も十分ではなく、
動かすことについて準備ができていません。

そのため、思っていることと動作の釣り合いが取れず、
体が十分に動かせる準備ができていないまま、介護をすることで、
身体に無理な負担をかけ、不安定な姿勢などで腰痛症になることがあります。


私が勤務していた施設の看護師さんは、毎朝介護をする前に、
職場で準備運動のストレッチ運動をしていました。


ラジオ体操しなくても、ストレッチ運動などの準備運動を
しっかり行ってから介護の仕事をはじめてくださいね。



準備運動をすることで、腰痛症の予防にもつながります。




~こちらの記事も、続けてご参考ください~
・介護施設・事業所での健康診断のポイント
・介護施設で取り組みたい4Sとは?


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※この記事は、2017年5月11日に内容を一部修正しました。

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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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