怪我しても痛みなく踊ること

怪我しても痛みなく踊ること

おはようございます！
無理がないから美しい
究極の体の使い方
うまさきせつこのボディコントロール協会
代表理事　　うまさきせつこです。


6月10日㈯
合同舞踊フェスティバル前日のこと。

本番前の最後のリハーサルの最後の瞬間
右脚ふくらはぎを肉離れしました。

！！！
あり得ないやろっ！
大丈夫よ！軽いからと言いつつ
また神様から
「この設定でどうぞやりなはれ1」
と言われたと思いました。

2週間前に同じところをやってしまい
ようやく治って、しっかり踊れるようになったところでした。



その日帰宅しながら、負荷のかからない動き方を
頭の中でシミュレーションして
アイシング、炎症を取るための処置もして
朝は腫れがかなり引いていました。
いつもお世話になっている整骨院の先生に
テーピングの仕方を確認して家の中で
小さく動いてから会場へ。

研究生のAちゃんがテーピングしてくれて
ゲネではかなり痛みなくできたのですが
踊りの途中でまたビリっと来てぎこちなさが・・
ジャンプやスピーディな動きもたくさん入っています。

本番前にもう一度テーピング。
3本縦にと言われたのを更に5本にして
がっつり引っ張り、芍薬甘草湯を飲んで
痛みのない方向に合わせることをもっと意識して
本番に臨みました。

さすがに前日の怪我は初めてで
最初はおっかなびっくりだったのですが
最初の関門が痛みなくできたので
後は全く痛みなく動けました！
今回は私がしたことのない作品でした。
優しくて温かい踊りで笑みがこぼれそうなもの。
でもスピード感のあるもの。
「祈る花　遊ぶ風」
創ってみたくて、初めてトライしたものです。

昨年4年ぶりにレッスンに復帰したCちゃんと
踊りながら心からの笑顔になれました。

「こんなに楽しい作品なのに涙が出ちゃったよ」
「すごく楽しくて癒されました」
そんなふうに言ってくださる方が何人もおられ
いつもの作風の感じを期待して下さった方には
「なんやあれ！」
と言われるのではないかと思っていましたが
逆に勇気をいただきました。


「よかった！」「よくなかった！」
そういう人がいて初めて1人前。
人に言われることを恐れていたら
新たな挑戦なんて何もできません。


朝起きると脚の痛みがかなり軽減していました。
痛まないように使った脚は「無理なく使う」
体がこうあってほしいと思うように合わせた結果
それだけで回復してくれているのです。
初めの怪我が思ったよりも軽かったとしても
怪我の翌日にあれだけ動けば
普通ならこれほどは回復しません。

1，2週間前ならともかく、
肉離れした翌日に痛みなく踊れるなど奇跡に近いです。
私は目に見えない人の好意や思いやりの力
もっと想像もつかない存在に護られていると
思えました。

4日目辺りから脚が自分で修復しようとしているのが
わかります。
何度もぶり返しがないようにきっちり治します。
流石にしばらく魂が抜けたように
体はしんどく気持ちが入りませんでしたが
ようやく元気になってきました。
もう2度と綱渡りはしたくないですね。

おいで頂いた皆様、応援して下さった皆様
スタッフ、役員の皆様。
テーピングの仕方を教えてくれたO先生。
「先生は絶対大丈夫だと思っているから全く心配していません」
と言ってくれた超向きキャラのパートナーのCちゃん。
楽屋に一緒に入ってくれて、一切合切引き受けて
私がゆっくりできるように走り回ってくれたAちゃん。

心の底から感謝いたします。
本当に有難うございました。

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