開脚から痛みなく脚を回す意識付け
医療現場でも役立つボディコントロール
今日は
医療現場でも充分役立つ、体の使い方
痛みのある人への促し方
こういうことは以前からやっています。
座っている人を楽に立たせたり
お世話する人が体の負荷をかけない使い方などは
体幹ができてくれば、難しくなくできることです。
先日、生徒さんがお家で看ておられるご病人の
股関節がとても辛く、何かできないだろうかと
ご質問があったので
少し時間を割いて
骨盤と脚を分ける方法を一緒に
ご病人に対してできるように練習してもらいました。
翌週お聞きすると、ご病人の股関節は全く痛くなくなり
お医者さまも驚かれたと言うことでした。
これはベッドから脚を下すとき、車椅子に移る時にも
同じことが出来て、ご病人もお世話される方も
力がほとんどいりません。
車椅子でお尻が滑ってくるのをご病人、ご家族双方が
力がいらず楽に座骨が立つ状態にできるやり方
自分も楽なのは、相手も楽なんです。
ただ押しても楽にはできませんが
ボディコントロールを学んでいる人ならば
少し練習すればできることです。
こういうことは、全部自分の体の使い方の
身になることです。
私自身も両親の介護をしている時に
いろいろ考えて楽に座ってもらったり
階段を上がるサポートをしたり
ペタッと床に座ってしまって
起き上がれないのを一瞬で立たせたり
ずいぶん助かったものです。
いつなんどき、役に立つかもしれません。
覚えてみて下さい。
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