「しなる」力ほど強くて柔らかいものはありません

無理がないから美しい　究極の体の使い方
うまさきせつこのボディコントロールⓇ主宰　うまさきせつこです。

「しなる」は「反る」と勘違いされやすく
使い方を間違えると可動域が出ないだけでなく、傷めてしまうこともあります。

2枚の写真を見比べてみましょう。

2枚の画像は椅子に座っているのと正座とで違いはありますが
見比べてみて下さい。

上の画像は背骨を前に押して「反って」います。
そのため、骨盤の位置は上がり、
お尻の感覚はなく抜けています。
体が前に上に押し上げられ、ベクトルは上に上がる力が勝り
胸は平たんになり、お腹がでています。
首も背骨の流れに添わず、遠くに引っ張られています。

下の画像は骨盤を下に下げ、
背骨が伸ばせる状態になっています。
腰あたりは少し丸くしなったものをキープして
胸椎が無理なくしなり
首は背骨の一部としてつながり、楽そうに見えます。

胸郭の形が維持されて、デコルテは美しく
お腹も出ていません。

上下に引き合うベクトルが拮抗して
張りがあり、座骨から膝も長く美しいです。

上の画像とは全く違いますね。

このように変化したのは「できる設定」に意識を切り替えられたからです。
これはオンラインですから、私が触れて誘導したのではありません。
画面越しに話してご自身で「できる設定」をされたもの。

背骨はいっぺんに前に押して使うものではありません。
骨1つずつ順に動かせる状態を作ってやって
ようやく動くもの。
繊細に使ってみましょう。

★★★★★★★★
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