背骨の可動域を上げるには骨盤と脚を分ける

何かをしならせるためには
例えば1本の棒なら、その端と端、両方が決まっていないと
それを矯めたり、適切にしならせたりすることはできません。

背骨を丸くしならせた状態。
この時、骨盤は後傾しているわけではなく
背骨がしなって
骨盤と脚は分けられています。
骨盤が後傾していたら
このライン上から外れてしまいます。

背骨をしならせずにまっすぐ伸びている時は
赤いラインに背骨があります。
赤いライン上に
頭、座骨、踵があります。

バレエのプリエなどでも同じです。

背骨がどう動いても
このライン上に頭、座骨、踵があれば
安定しています。
立位体前屈のように
股関節を折りたたんだ状態なら
1本のラインにはなりませんが。
（股関節から向きが変わっている時は頭～座骨）
もちろん体の向きが変わり、お尻が床でなく
（例えば誰かに体をリフトされていたりしても）
宙にあっても、これが合っていれば
痛みなく使える美しい状態です。

あなたが腰が痛かったり
背中が痛かったりする時には
このライン上に背骨の端と端があるかどうか
考えてみて下さい。
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