体を通す声

テーマ:ボディコントロール

体を通す声

「声がよく通る」
とか「体を楽器のように使う」とか
耳にすることがあると思いますが
声を体を通すように出すことはとても有効です。

声を出す1
「腹から声を出す」とも言いますが
私の感覚としては、もちろんお腹を使ってはいますが
お尻の底から太いパイプの中を通るようなイメージです。

画像の方も声の出し方は申し分なく
明確な声が出ていました。
そうできると体がどんどんしっかりしてきます。

この声の出し方で、体の動きの流れがスムーズにできたりします。
舞台で踊る人たちが、声を出して踊ることは
余りご覧になったことはないかもしれませんが
結構、作品の中で「声を出す」と言うことを求められることもあります。
か細い声しか出なかったら、芯のある動きはできないと思います。
「大きい声」と言うより
「通る声」「通す声」

踊りでなくスポーツでも、テニスや卓球などサーブの時に
声が自然に出されたり、
ボールを投げる、蹴る、武道系でも声は出ますね。
ただ気合を出すのに出しているのではなく
体の力の流れができるんです。

体を通す声
昨日も生徒さんが体の使い方を試行錯誤する時に
声を出したり、口に出して言ってみると
うまく体が繋がりますと言われていました。

画像のようにして声を出してみると通りがわかります。
「声がうまく出せない」
という方も、
「声を出す」では出なくても
「体を通す」と意識すると出るものです。
恥ずかしがらず、やってみて下さい。

体幹の推進力ー一瞬で背骨を伸ばせる声(2020年3月15日 )←コラムはこちら

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うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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