椅子を使ってしなる背骨の可動域を上げる

椅子を使ってしなる背骨の可動域を上げる

バレエ用語でいう「カンブレ」は
「弓のようにしなって」使いますが
背骨の可動域を出す上で、とても有効なので
バレエをされない人にもしていただいています。



肩甲骨を肋骨からはがし
背骨を順にひとつ広げ、尾てい骨まで
背中を触るとポコッと骨が触れるくらいに
張りのある状態にしたもの。

丸くなると「骨盤を後傾させる？」と思う人もありますが
しなっているのは背骨で、骨盤を後傾させているわけでは
ありません。
見分けは、骨盤と脚が分かれて、折れ目ができているかどうか。
骨盤後傾させてしまうと、背骨は思うようにしなりません。
椅子を使うと、立ってやるよりも感覚をとらえやすいです。

最初は難しいですが慣れてくると
弓のようにしなることができます。
この最大大きくしなったところから
背骨を伸ばすと
これも張りがある状態で伸ばせます。

更に「反る」方向にしなると
大きな可動域でしなることができます。
「反る」のが難しい人は、まずこのように
背骨を伸ばすことをしてみて下さい。

背骨の感覚がはっきりして
芯のあるものになります。

バーレッスンなどで「カンブレ」で
一旦丸くなるのは「？」と
思いながらされている人も少なくありません。

この感覚を覚えると
体幹がしっかり安定するだけでなく
体の自由度が上がってきます。

肩甲骨から方向を合わせ背骨の可動域を出す（2017年4月30日）←コラムはこちら

ご参考までに。
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