坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
あなたは何をしたいの?
先日、発表会前の生徒さんの踊りのチェックをした。
随分前から、発表会であるバリエーションを踊るが
どうしてもできないことがあるので
できるように教えてほしいと言われて
どうしたらそれができるか
時間はたっぷりあったので、それをするために
基本の使い方からじっくりやってきて
問題なくできるようになられた。
そこから他のうまくいかないことや
パとパ(ステップからステップ)の間のつなぎ方など
アドバイスしてきた。
間もなく本番というので、最後に見せてもらった。
問題ない。
上手くなっておられる。
そつなく踊っておられるのだが
が・・何かが足りない。
「ねえ、舞台で、何をしようと思ってる?」
何を表現するのか聞いてみた。
「・・」
答えられない。
1つずつの動きは一生懸命されているが
自分が舞台で踊ることにおいて
何を
どんなふうに
どんな気持ちで踊りたいのか
内面的なことを全く考えておられないので
上手にされているが、形だけで踊っているように言える。
上達に果てはなくても脚をどんなふうに上げ、回り
顔をどこに向けてとやっていると、中身が感じられない。
youtubeをずっと見て確認しているというが
「何を確認してるの?」
「顔はもっと横を見るんだなとか」
違うんじゃないかなと思った。
自分がそこですることが朝露のように儚い乙女の姿なのか
男を翻弄する海千山千の女なのか
おきゃんで元気な村娘なのか
明確にしようとすることが意識できていなければ
踊りに見えないのだ。
ぎりぎりまで練習して、もう間もなく!となったら
心の肉付けがいるだろう。
ただ踊ったら、よく頑張りましたね!でなく
テクニックでなく、どんな人としてそこに立つのかが
自覚できていなければ、そのようには見えない。
自分がどう踊りたいのかはっきりとなければ
曖昧な踊りになってしまう。
大人であればなおさらだ。
自分でそれを自覚したら、一瞬でも人に伝わることは全く違ってくる。
一旦ショックを受けておられたが
そう思って踊るのと、「何となく」踊るのとでは
全く違うものになると思う。
どんなキャラクターをどう踊りたいのか
自分で決めてもらい、もう一度見せてもらった。
小さな動きに過ぎないが
やるとやらないでは全く違う。
ちょっと泣きそうになりながら、最後まで踊られた時には
踊りから受ける印象が違っていた。
無理がなく自然に淡い笑顔が出てくる。
発表会だから猶更心の中を明確にしてほしかった。
体と心をきちんと納得させて踊ることは
テクニックに勝るプラスアルファを含んでいる。
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オンラインレッスンをお受けいただいた方のご感想(2020年5月15日 )