股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
長座、開脚時、床と膝の間に隙間が空いてしまう 膝が伸びない2
先日のコラム長座、開脚時、床と膝の間に隙間が空いてしまう 膝が伸びない(2020年4月29日 )
では、
なぜ膝裏が伸びないのか
腿の裏、膝の裏が固まっており
足首が伸びても、股関節の引き込みができないので
骨盤と脚が分けられず固まってしまう。
このように書いています、
膝下のねじれが少ない場合は、これだけで
脚がスッキリ伸びてきます。
が・・
ねじれがかなり習慣化していると
力の流れの方向が違うので
やはりスッキリ伸びてくれません。
脚を自分なりに伸ばしてみられた状態。
特にふくらはぎが緊張し、力の入っているのが
わかります。
上の画像は膝が内、ふくらはぎは後外に向く
下腿O脚の状態。
足首も縮んでいます。
下の画像はまだ充分ではなくても
膝裏の固まっているところをほぐすことを教えて
ご自身でしてもらい、力の方向を合わせてもらいました。
足裏の使い方もいま一度やってもらって
土踏まずを伸ばすと、足首の縮み方が変化。
この後足首が固くてあぐらがかけない 膝が上がる 腰が辛い(2020年2月2日)
をしてもらうと、膝裏がスッキリしてきました。
お持ちになっていた筋膜はがしの用具を使い
コロコロと足首を伸ばしてもらいました。
ない方は、5,6センチ径くらいの缶などでもできます。
足首が伸びて、脚がとても楽に。
今度は物の助けなしで。
足裏にまた少し力は入ってしまいましたが
股関節を引き込むことで、脚の緊張は随分なくなっているので
初めに比べて、膝裏にお肉が集まりにくくなっており
膝裏が伸びて隙間はほぼなくなっています。
またご自分だけでやって見られる時には
まだ更に力が入ってしまうこともあると思いますが
「膝裏が伸びない」
という時、どこに力が入っているのか?
を考えてみて下さい。
意識の在り方が変化して
引き合えない状態になっています。
できないのではなく、設定が自分の中で変化しているのです。
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