「脇を引き込む」の勘違い

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

「脇を引き込む」の勘違い

脚でも同じですが、腕や体幹を自由に使うために
「脇の引き込み」はします。
脇を引き込むと骨の位置感覚が明確になる。
この引き込み方は、誘導して感じられた初めは「おお~っ!」
という感じで納得されますが
自分でやっていくうちに、意識がずれてしまい
自分では引き込んだつもりが
脇を引き込んだのではなく、肩や腕に力が入ってしまう人もあります。

どのように違うか見てみましょう。

無理のない脇の引き込み
腕を後ろに押し込んだ状態

上は無理なく脇を引き込み、肩甲骨に流れが収まり
後ろ半身で支えている状態。
下はさほど悪くなさそうに見えますが
腕の力で押し込んでいる状態。
肩だけを後ろに押してしまう人もあります。

わかりやすく腕を横に広げてみると

無理のない引き込み
腕を押し込んだ状態
肩に力が入った状態
上が無理なく引き込み、体幹の後ろ側全部で繋がり支えている状態。
下の2枚は腕は長く見えますが、体幹が使えません。
2枚目は腕を押し込んで、脇で流れが止まりお腹も縮んだ状態。
3枚目は肩に力が入り脇の下も固い状態。
肩が上に盛り上げられて、脇が狭くなっています。
2,3枚目は見た目にもおかしな感じに見えますね。

無理なく引き込んで方向を合わせた状態
前向きで腕を広げてみると
楽で長く、奥行きもあります。
脇の不幸に腕の向きも合わせ
力の流れがつながった状態です。
胸にもいらない力が入りません。

脇を引き込むとは?(2019年12月6日 )
脇を引き込むとは?2(2019年12月7日)

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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