坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
体幹から肩甲骨、脇、手首、手のひらまでつなげて送り出す腕
先日の体幹から足裏まで繋がり送り出す脚(オンラインレッスン)(2020年4月18日 )は
腕でも繋がり方は同じ。
猿手にならないように肘関節は軽く緩みを持たせているが
肘にちょっとした操作でスイッチが入ると
力の流れが肩甲骨周りに届き、手首が手先まで流れを送り出す。
その力がまたお尻の底まで届く。
腕が腕だけで操作しているのでないことが
体感できる。
発進する場所が違うだけで
流れの繋がり方は同じ。
ここから体の裏側全体をこそげるように
腕への流れをイメージしていくと
肩口が遮られたり
肩全体が押し上げられたりせずに
腕が楽に上がる。
腕が肩の高さよりちょっと上からは上がらなかった人でも
先日、この感覚がわかり、スプリングのような体幹の小さなバネを
呼吸と共に使うと
一気に真上まで腕が上がり、とても感激されていた。
腕が上がりにくい人だけでなく
腕を自由に使うパフォーマンスに役立てたい人には
どれだけ小さな操作で動かせるかがわかる。
この画像を見ても、腕に至る流れは
お尻の底から繋がっていることがわかる。