重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
腕から使うか、肩甲骨周りから使うかで全身が変わります
腕を上げると肩口が詰まって上がりにくい
痛みや違和感がある、伸ばしにくい、パンパン・・
体は繋がっていますので
腕だけではありませんが
腕から使うか、肩甲骨を感じて使うかで
また意識の違いでいったんつながったものも
抜けてしまったりして
全身の状態が変わってきます。
過去の写真を見ていると、気になる画像が出てきました。
この時の腕は、スッキリ伸びています。
上の画像では
両腕を伸ばすと、上げにくい反対側に意識が行ったのか
中心に向かう意識が抜けかけ、肩甲骨周りの感覚が
少し薄れました。
それでも完全に抜けた訳ではないので、
上げにくい反対側に比べると、お尻の底まで押せているので
股関節の皺が深く入っていて(股関節が引き込まれている)
太腿の盛り上がり具合が、上がっていない腕側の方が
張りが強くなっています。
下の画像は肩甲骨から使う感覚を誘導した後の状態。
伸びていなかった左側(向かって右側)が揃うと
背骨がかなり伸び、脇や胸郭の伸び方が変わり
誘導した側の股関節の方が深く引き込まれて
太腿の盛り上がりは修正した側の方が平たくなっています。
肩甲骨周りに届くように誘導したので
左半身全体で支えた状態になっていますが
まだご自身で整えたのではないので
こちらの手を離すと、完全に抜けてしまったわけではないのですが
腕は少し抜けかけです。
この時、肘がぴんぴんにならないように、と
私が言ったので、まだ感覚がわからず
「少し肘を曲げた」状態になってしまわれたのでしょう。
ピンピンにならない状態は
脇から肘を長く使える状態で、肘先は軽く通すのですが
また一緒にレッスンできる時期になれば
改めて覚えてもらいたいと思っています。
左右で使った状態の違いは腕から使うか、肩甲骨周りから使うかで見える違い(2020年1月26日)