股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
胸郭の形を縮めずにサイドストレッチ
このサイドストレッチを見るとバストの形が左右
ほぼ揃っているのがわかる。
上側の脇だけでなく、反対側の脇もしっかり伸びている。
胸郭の形が損なわれていないので、体幹の底も押せて、
背骨が無理なく伸ばせ、どこかに痛かったり、伸ばしにくいところもなく
のびのびと気持ちよく伸ばせている。
が・・よくされがちなのが
(胸郭の形が縮んでいる状態)
(胸郭の形が損なわれていない状態)
2つの画像を見てみる。
上の画像では、向かって右のバストの形がなく、
下に後ろに流れている。
脇腹が縮んで、骨盤が上がってきて、お腹が落ちて
股関節がひとつに固まってしまう。
胸郭の中は張りがなく、狭い空間。
背骨が伸びず、それをカバーするために
腕を上げれば肩口などに力が入る。
気持ちよく伸びられない。
下の画像では胸郭に張りがある状態に意識して
バストが流れずに済んでいる。
脇が伸びて、骨盤の位置は上の写真と比べて
下にある。
胸郭は適切に広げられて、厚みのある状態になっている。
体幹の底まで力の流れが通り
背骨が気持ちよく伸ばせるサイドストレッチになる。
胸郭を動かしてみたところ。
単純にスライドさせているのでなく
体幹の底まで押せると、背面が中心に寄せられて
すくい上げられるように動いて
結果、黄色い矢印のように横にスライドして見える。
一部分だけ伸ばすのでなく、体幹が縮まない状態で
手脚に力の流れが及んでいく。
一番上の写真のように
とても気持ちよさそうに伸ばすことができる。
脇を縮めないサイドストレッチ(2019年5月2日)