開脚から痛みなく脚を回す意識付け
膝の曲げ伸ばし時の強い痛みの軽減
先週末、仕事で2か月これなかった方が、ようやく来られた。
昨年末、挨拶に来られた時も随分調子が悪かったが
体中がクタクタ、指が曲がらない(2019年12月26日)
この日は、元々の膝の棚障害の痛みが出ていた。
膝関節を包む袋にあるひだ上の部分は棚のように見えるので「棚」
この棚の程度が大きい時、曲げ伸ばしの際、お皿の骨と大腿骨の間に挟まると
激痛が起こったりする。
うちに来られて、一緒に考えて、いろいろやるうちに
挟まる頻度は間遠になっていたが、久しぶり。
最初の写真は撮り忘れたが、テーピングの上に包帯をして
更にサポーターをされていて、膝のありかがわからないくらい
ごつい脚になっていたが、痛い状態でも来られたのは
「ああ!股関節の引き込み!」
と自分でされてみて、随分楽になったから。
途中で気づいて写真を撮った。
(レッスン途中)
(アドバイス後)
上の画像。
膝の曲げ伸ばしの恐怖感があるので自分でやってもらうと、このくらいしか曲げられない。
足裏をつけられない。
下の画像。
膝裏の力の流れの分け方、方向、足裏の踏み方の誘導をしたところ。
昨日の動画、固い足首・膝でも、体幹につながる痛くない伸ばし方・折り曲げ方(2020年2月9日)
を正面向きでしてもらった。
怖さを持たれているのがわかるので
こちらから押したりはしないで、自分で怖くないところでしてもらった。
股関節の引き込みや、膝裏の力の流れの分け方の誘導だけして
背骨が伸びた状態のきつくない体育座りまで。
もっとできると思うが、その人の恐怖心がある状態で
してみていいとは思わない。
痛くて辛い筋肉痛!少しでも早く楽にしましょう!(2019年11月10日)
で、いらない力を抜く。
足首もいらない力なく伸ばせるようにして
しばらく他の方を見ているうちに、ご自身で
股関節を引き込んで、自然に膝が折り曲げられるようにされていた。
伸ばすのはまだ怖そうなので、ご本人の思うに任せた。
いらない力が抜けるだけでも、痛い症状が出ている時には
少しずつ、怖さのない状態でやればいい。
が、ここから起き上がり、股関節を引き込んで長座になると
(最初の体育座りの後の長座)
(いらない力を抜いた後の長座)
どうみても、包帯を巻き、サポーターを巻いた手前側(右脚)の方が
いらない力が抜けて、細く長く見える。
その後、反対側もして、他の方と一緒に軽く動かれたりして
(私がやっていると、「私が代わりにやります」と言ってくださって
びっくりしたー痛くて動きたくないと思ってらっしゃるだろうと思っていた)
手の指も前回と違うところが伸ばせなくなっていたので
一緒に伸ばした。
「すごく楽になりました!」
と帰って行かれた。
今週もレギュラークラスに来られるので
またじっくりやっていただこうと思う。