股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
後ろへのカンブレー肩甲骨をはがしていますか?
カンブレとは
上体を弓なりにしならせること。
花瓶に活けた花が花瓶に入っている部分は
す~っと花瓶に収まるようにまっすぐ伸びて
花瓶の外ではゆるやかなカーブを描いているのをイメージしてください。
この方はボディコントロールは数年されていますが
ダンスは昨年1月から始められました。
随分慣れて来られたので
カンブレの時、肩甲骨をはがすことーこれは以前から言っていましたが
ーようやくこの感覚をつかまれました。
バレエなどをされている方なら
このカンブレの前には、背骨を丸く広げる段階があるのを
ご存知だと思いますが
この丸く広げた状態のまま、体幹の底を床方向に背骨から押し
床から還ってくる流れに沿って、一旦伸びあがる段階を経て
はがした肩甲骨の間あたりから胸椎をしならせていきます。
肩甲骨をはがすことで、肩甲骨の間あたりが
切り替わり、すくい上げるような感覚を感じることができます。
その際、腰椎を広げた感覚はキープしながらです。
この感覚が反り腰になったり、腰を痛めたりすることから
体を守ってくれます。
後ろから見た状態。
お尻はお尻を締めているのでなく
股関節を引き込むこと
背骨中心に脇を寄せていくことで
自然に無理なく締まっているので
流れを遮らないで、楽そうに伸びています。
腕も長くきれいですね。