尾骨(尾てい骨)は背骨のしっぽ

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

尾骨(尾てい骨)は背骨のしっぽ

膝が痛くて正座ができない人、内腿を引き込み、伸ばすストレッチ(2020年1月8日 )
を膝立ち状態でできないか考えていて
あっ!とおもったことがあります。

尾骨画像(お借りした画像です)
尾骨はここ。
この下の2つのとがった三角に見えるところが座骨。

座骨を意識した時
尾骨を意識した時
上の画像は骨盤から座骨を通してみて
背骨を通した状態。
まだ中心に引き込む、などはしていません。

下の画像は骨盤を押したとき
まず尾骨を押してみてから、骨盤から座骨を通すようにして
それから中心に引き込んでみたもの。

背骨はもちろん引き合っているけれども
敢えて尾骨を押す意識もしなければ、反り腰になりやすいんだということ。
そこから座骨を通して、体幹の底の意識ができると
お尻の底がまず中心に集まってから外に回る。
ダムにためられた水が小さな水門を通って外に出ていくような流れ。
このイメージがしにくい人は
痛くない開脚前屈をしましょう(2018年7月15日)
でも説明しているので、そちらをどうぞ。

お尻の横からきゅっと締めているのでなく
体幹の底から流れが回って行って
自然にお尻が締まっていきます。
脚の状態も違っていますね。

尾骨って背骨の端っこ、しっぽの部分です。
背骨の可動域を上げる壁を使った立位体前屈ストレッチ(2020年1月7日)
でも、こういう流れを使っています。
胸郭にしても骨盤にしても
意識してその形のまま、背骨の動きで形を損なわないまま
自然に伸びたり、前傾したり、後傾したりしていくもの。
その部分だけでなく、背骨がしっかり使うことで
体全体がつながって無理のないストレッチになっていくということです。

当たって痛い尾てい骨、楽にしましょう!(2022年4月10日)
↑こちらもご覧ください。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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