坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
腿や膝に負担をかけないための意識付け
膝が痛いと言われる人の動作を見ると
膝を庇おうとして、かえって膝や腿に負担をかけることを
されていいるのをよくみかける。
膝の上に乗ると痛い膝が余計に痛くなる。
低い位置から腿、膝に負担をかけずに立ち上がる(2019年5月28日)
膝の上に体がそのまま乗ると、痛みがない人でも楽ではない。
膝に不安のある人が階段を下りるとき(2018年2月28日 )
要するに体幹主導で使うということになる。
そのために背骨がしっかり引き合って伸び
体幹の底を押して股関節が折り曲げられることで
自然に腿や膝に負担をかけずに折れ曲がるようにしたい。
いきなりは難しいので、そのための意識付けを。
(壁についたところが面)
(壁に着いたところが点)
壁を使って無理のない長座の流れを覚える
の最初でやっていることだが
今は後ろに持たれることなく、自然にお尻がつくまで、
とことん背骨を伸ばすことをしてもらっている。
そうするとここまで背骨が伸びて自然に膝が折れ曲がる。
これは動画がなかったんだなと今気づいた。
上の画像では体幹の底が面で大きな接地面がある。
腿の裏が体の中心に向かって伸びているのと
背骨が伸びているのが合致して、安定した面を作っている。
下の画像も背骨が伸びてはいるが
壁についたお尻は点でしかついていない。
この時にはよくても
ここから体を立てた時、下の状態では腿や膝に負担がかかる。
(背骨が伸びず骨盤と脚が分かれていない)
(反り腰で膝を押して背骨が充分伸びず、重心が前)
こういった状態も、腿や膝に負担がかかる。
膝がそれぞれ
上の画像は上から体重が乗るし
下の画像は膝の角度が鋭角で前にあり
腿に負担がかかり膝裏が詰まる。
長くなってしまったので今日はここまで。
股関節で膝の曲げ伸ばしをコントロールしたいので
背骨を伸ばすことが必要であることを知ってほしい。