坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
反り腰を意識して修正する2
単に四つん這いにする。
それだけでも、反り腰の感覚のままであれば
背中を押してお腹が落ちたり
ポコンと出てしまう人もあります。
(反り腰で四つん這い)
(修正後)
上の画像は反り腰の感覚のままで四つん這いになったもの。
胃が出て、背中には皺が寄り、脇腹も縮んでいます。
肩甲骨も過緊張しています。
体幹の底を押すつもりが座骨だけ、点で押しているので
つながりがありません。
下の画像は、指示して、ご自身で修正したもの。
指示したのは
「太腿の裏を見せて」
体幹の底をしっかり押して
下腹を胸郭の中に引き込むようにして
胸郭が落ちずに背骨を引き合い、
股関節も安定した状態になりました。
「感覚がまるで違います」
とのこと。
反り腰の人は体幹の底を押す感覚が希薄です。
点でなく面にすることで
きつくはないのに、しっかりした張りの感覚ができます。