開脚から痛みなく脚を回す意識付け
足裏と体幹ーつながる、つながらない
ひとりの人の体に
足裏と体幹ーつながる、つながらないーが
同居している写真。
右側の脚は
足裏から体幹まで、きれいにつながっている状態。
左側はつながりがありません。
途切れている、ねじれているのです。
右側は私が誘導したもの。
お尻と脚はつながりながらも
きちんと分かれています。
脚の操作が体幹から可能です。
左側は元のまま。
ひとつに固まっています。
ジョイントがあいまいで
扉はあるけれども
蝶番のついていないドアのようなもの。
外の風は遮ってくれるけれど
自由で楽には開け閉めできません。
流れがつながる、つながらない、とは
こういうことです。
無理なく自然で楽に自分の体を扱うために
また怪我をしたり傷めてしまった時、
楽ではない体を認識して
流れをつなげ、そのこと自体が
既に自分で行う治療のようになり
修正作業になっていきます。
完治に至っていなくても
痛みがなく楽に感じられたら
怪我が治るための途上でも
したいことをするのに支障はありません。
多少の怪我をしても
自分で流れのつなげ方、無理のない方向が分かっていれば
痛みに耐えながら頑張る必要がありません。
痛くないように使う。
ただそれだけです。