坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
体は変化する
人の体は意識の習慣化で、本当に変化するものだと
ボディコントロールを続けてきて思う。
人さまの体を見て、触って、共にに考えてきて
何よりも自分の見方、感じ方、体の流れのつながりが
どこからのアプローチでもつながっていく面白さ。
誰よりも自分の体が大きく変化した。
数年前の自分と今の自分は全く違う。
若い時よりも今の方が無駄なく動け、感覚が鋭くなっている。
同じことをしても今の方がうんと自然で楽に動ける。
年齢は上がっているのに、きついと思わなくなった。
体型もサイズも違う。
自分もそうだし、レッスンされる人たちを見ていても
年月が経つたび、きれいになられて、無駄がなくなっていく。
ただ、その経緯は
変化、勘違い、修正、意識付け、感覚の定着、変化の繰り返し。
誘導してやってもらうと、今までできなかったことが
いとも簡単にできるようになるが
それは自分からの意識で起こしたものではなく
定着した感覚ではないから
しばらくすると
自分の今までの感覚でやってしまう。
そしてできる感覚を自分で覚えて
修正して、やっていくうちに定着する。
初めは時間がかかるが、その経験を繰り返しているうちに
速度がとても速くなっていく。
一度得た感覚を一回で得て、離さない人もあり
できていく速度は個人差があるが
意識し、体の流れを感じることを継続して
誰もが変わる。
その時の嬉しさは、何にも代えがたい。
体は良くも悪くも変化する。
しかし、意識し続け、感覚を覚えて
いい方向にどんどん
大きく変化していく人たちを
私は知っている。
勘違いと修正と試行錯誤は必ずついてくるが
諦めてやらないより
やってみたほうが
人生は楽しい。