重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
首に皺を寄せずに見上げる
踵と後頭部(2019年5月27日 )
の3つ目の画像を見てほしい。
後頭部は首の伸びているラインより
丸みを帯びて後ろ側にある。
この画像でも、まっすぐに伸びた首より
後頭部は後ろ側にある。
背骨の一番上が首と思えば、バランスのいい位置はこんな風になる。
上を見上げるのに、背骨のラインがあっちへこっちへ行かないで
ぶれなければ、痛いことも無理なこともない。
第一頚椎あたりを親指で押さえ、そこを支点にして
頭の中を通って頭の先が斜め遠くに引っ張られると
肩甲骨の間当たりの胸椎が
繰り出されるように伸びあがり
体幹の底への引っ張りもできてくる。
背骨が無理なくしなっていく。
人によって個人差はあるが
この腕はできるだけ肘を開かない方が
感覚が得やすい。
私は閉じている方が、ストレートに流れが来る。
この感触は心地よく気持ちがいい。
頭が首にのしかかるように動かしてしまうと
首には皺が出て苦しい。
背骨が動いてくれる方向とは違うので
背骨は動いてくれない。
位置感覚を覚え、方向を合わせる。
体の自然な位置は難しいことでなく
実はとてもシンプルである。