自分ができる段階での『最大』を通ること
うまくできないことは、できる状態を作る
昨日の神戸WS。
思うようにできない、うまくできないことはなぜできないか?
体の位置や状態が、できないことのない状態でしているから。
ならば、できるための状態に整えれば
少しずつでも、できる感覚に近づく。
WSでは、それぞれ異なる1人1人のチェックをして
できないことができるための誘導をして
無理のない状態に近づけておいて
みんなで一緒に、その日のプログラムをやっていく。
脚が常に重く、むくみが取れない人。
足裏が踏めていないので、チラシを使って
踏めていない時と踏めている時の感覚の違いを感じてもらい
足裏の踏み方で、脚や股関節の感覚がどう変わるかを知ってもらう。
骨盤幅に脚を収納してスッキリと長く使える脚に(2018年8月18日)
骨盤幅に脚を収納するだけで、いっぺんに
固まっていた股関節や、ふくらはぎの外側のいらない力が抜けて
びっくりされた。
体のどこもかもが固いと言われていた方。
肩甲骨は全く動かないし、感じられないと言われていたが
パーソナルチェックの後
前肩の自己調整で腕、肩スッキリ(2019年7月21日)
では、ご覧のように肩甲骨が動き、腕とのつながりや
背骨の動きも感じられるようになった。
正座も無理でいらしたのが、アシスタントさんに誘導されて正座もできるようになられた。
使った方の右側の肩は鎖骨が引けて、滑らかなラインになっている。
骨盤を歪めない前後開脚のための前段階。
負荷を少なくして、やってみた。
前後開脚が思うようにいかない人は
背骨が伸びていないことと、この上の画像のように
後ろになる側の骨盤を床方向に向けていることが多い。
これを下の画像のように脚につながる向きに合わせて
引き合う。
無理!、思うようにならない!と思われていたことが
できる状態に整えれば、無理なことではなくなることを実感してもらった。
初めは、なぜできる状態になったのかわからないまま
自分の体の状態の変化にびっくりされる。
それでも自分の体であれば
どこがどうなっていて、どうしていけば改善するのかが
わかっているのと、わからないまま的外れのことをやるのとでは
全く違う。
自分の経験にない
考えもしなかったところから使っていくのだから
それで当たり前だと思う。
自分が使ったことのないからの感覚に馴染みができて
それを何度も使ってみることから、少しずつ感覚が育ち
自分自身の使える感覚になっていく。
関西以外の遠方から来られた方も数人おられたが
とても喜んで下さった。
継続してこられている方たちも、少しの示唆で
できる状態に整えることが
スムーズになられている。
可能性が広がっていくことが嬉しい。