開脚から痛みなく脚を回す意識付け
捻挫の後、軸足ルルベができない
6月に仕事中に足首を捻挫された方。
既にいろんなことができるようになっておられるが
その足を軸にして、ルルベで立つことがきつくて・・
と言われる。
「足で立とうとするからじゃないですか?」
ということで、トライしてもらいました。
(足の上に乗ろうとした状態)
(体幹主導で床を押した状態)
上の画像は、今されている片足ルルベ。
足に負担をかけずに、ふわっと乗ろうとして
かえって痛みの出る状態にされている。
体幹部分はどこもつながっておらず、
意識はただ軽く乗ろうと言うことにだけ向いている。
降りる時に体重がどんとかかる。
下の画像。
背骨を上下にしっかり伸ばして体幹の底も押し、
骨盤と脚も分け
脛骨直下を押して、体幹主導で片足ルルベ。
張りができて、体は足の上に乗っかっていない。
体幹が引き合えたまま伸び、降りる時も
足への負荷は少ないので
殆ど痛みを感じておられない。
体の状態も足裏の状態も違う。
「お~!なるほど!」
と納得されていた。
こんなふうに怪我した時に
負荷をかけまいとして、その部分にだけ意識が行ってしまう人は多い。
怪我した時ほど、頭を切り替えて
体の感覚を育てるチャンスであったりする。