股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
前肩の自己調整で腕、肩スッキリ
今日、公開したい動画があったが
それをお見せする前に、理解しておいてもらいたいことがあるので
そちらを先に出します。
これは肩、腕、インナーを使って痛くない流れを覚える(2019年7月11日)
を動画にして説明したもの。
肩や腕や体もとても楽になるが
動画でお見せしたほうがより伝わりやすいかと思い
作ってみた。
人はほかの哺乳類と違って2足歩行で歩き
四つん這いで歩くのは、生まれて間もない時だけ。
赤ちゃんがそばにいる人は観察してみれば
ハイハイするのも、うつ伏せから体を起こすのも
赤ちゃんがどれだけ体幹を使っていて
腕の力や脚で支えようとしていないかがわかる。
2足歩行で歩くようになると、ボディを使わずとも
脚だけ動かしても歩けるし、体がねじれていようと腕も使える。
それが当たり前になっているから、
よもや位置感覚がどうとか、
方向を合わせてみようなどと考えもしないが
ねじれが普通になると、それが固まり体は動きにくくなる。
無理なく立ち、座り、寝る
ただこれだけのことが、とてもつらくなったりする。
この3つが自然な状態でできれば
大抵のことは楽にできる。
ここでは、体幹主導で腕を無理なく使い
肩も楽な状態で背骨も使い
ねじれなく素直な状態でコントロールするための
意識の仕方を動画とともにお話ししている。
痛くなく使える体は使っていくほどきれいになる。
痛かった部分は無理をしないので邪魔をしない。
そのうち、そこも素直になっていく。
ここで使っている力は自分自身で
「すごく使った!」と自己満足できるような
強い力の使い方ではない。
「これでいいの?」
と頼りなく思えるほど
とっても小さな力でしかない。
例えば運動をするのに、その前に使える状態にするだけで
疲れ果ててしまうような使い方であれば
よい使い方とは言えない。
とても小さな自然な範疇の動きであるから
無理がなく、今まで全精力を使ってしていたことが
半分どころか、ほんのちょっぴりで済む。
流れをつないでいくだけで、楽に動けてしまう。
年齢は少なくならない。
ということは、無理な状態でやっていることが多ければ多いほど
不自由な思いを強いられることが多くなるということ。
踊りや競技だけでなく、日常生活を楽に過ごすにも
大事なこと。
年齢を経ても体を動かしていきたい人には自明のこと。
是非覚えて日常から使ってみてください。