肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
誰だって勘違いする
人の体はそれだけで小宇宙。
自分の体でありながら知らないこと、
気づいていないところだらけ。
日頃の習慣で当たり前にしていたことが
実は体に負担のかかる状態であったり
良かれと思ってやってみたのに
どうもうまくいかない。
他の人はよくなっているのに
自分は具合が悪い。
自分はよほど不器用なのか?
じぶんだけができないのは
何がおかしいのか?
そんなことを思ったことのある方は
少なくないと思う。
ものの理解の仕方、とらえ方は
人それぞれで違う。
例えば「向かって右の奥」
と言われて
そこに行ってみて
来てみたけれど、ここからどうするの?と思う人もいれば
行ってみて、ああ次はこっちだなと更に方向を感じる人もある。
それもどちらがいいとも言えない。
行ってみてそこからわからないという場合も
立ち止まったから、じっくりわかる場合もあれば
こっちだなと思った方向が全く違っていたということもあり
その逆もある。
どれも間違いとは言えない。
誰でも勘違いをする。
勘違いなく目的にまっすぐ迅速に行ける人は少ない。
勘違いして修正して、道を見つけてまた勘違いし
これは違うと胸に刻み
勘違いのために痛い思いをし
それを克服して
またすっきりする方向を見つける。
何度も繰り返して、気づいたら道ができている。
うまくいかない経過を何度も通っているから
人の気持ちがわかり、なぜうまくいかないかも理解できる。
同じ道を通ったからできることもあれば
同じ道を通っていないからできることもある。
人の心も体も
成り立ちの経緯はみんな違うが
目的を忘れなければ、必ずたどり着く場所がある。
年齢がいくつでも、人は成長できる。
勘違いも時には必要な時がある。
何が吉になるか、誰にもわからない。