どれだけ自分の体と冷静に向き合えるか

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

どれだけ自分の体と冷静に向き合えるか

人の意識は、いとも簡単に最初の自分で決めた設定から離れます。

体に痛いところがあって
痛い思いをしたくないと思っているのに
意識は痛いところに集中して、より痛くなる方へ負荷をかけたり、
脇がぬけないように
手首の位置はそのままだよ、と促しても
あらあら、手が動き続けている
どんなに体幹からの流れのつながりを通すことをしていても
一瞬で体幹を置き去りにして、脚ばかり上げようとする、
体幹部分は完全にヌケヌケ。
しかも自分ではそうなっていると気がつきにくいのです。

どういうことかわかりますか?
頭が体のすることに振り回されて
慌てふためき、我を忘れた状態になっているのです。

私も昔はさんざん言われました。
自分が見えていない
中心がない
全体を見ていない

今はそうではないと思いますが
自分自身を見失わないで
どれだけ冷静に自分と周りを見られるか
それはとても大切なことと思っています。

初めに注意して始めたことを最後の最後まで保つ。
最後の最後に「ああ~っ!だめだ!」
と自分から崩れてしまわないこと。
そう思った瞬間に、それまでそこそこできていたことも
まるっきりうまくいかなくなります。

自分の体を自由に使いたい
痛みなく動きたい
よりよくなりたい。
そう思ったら、自分の体といつも
向き合っていなければ仕方ありません。

恋愛と同じです。
とことん向き合わなければ、相手のことがわからない。
上っ面だけ見ていても、こんなはずじゃなかった!
と思うこともありますよね。
しっかり見てみないと勘違いだってします。

体も同じ。
向き合ってなければ、何も見えず
感じることもないのです。

自分から悪い方向に行かない。
じぶんのすることに最後まで責任を持つ。
人とのいい関係は自分と体の関係によく似ています。

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Mybestpro Members

うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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