自分ができる段階での『最大』を通ること
足裏を確実に踏んで股関節の動かし方を知り、つなげる
東京にいられる時間が限られた、こちら側の都合で
1日1クラスだけのWSにさせてもらい
途中でこれなくなった人もありましたが
結局は3人の方とレッスンしてきました。
たっぷり密に
伝えたいことをしっかり
レッスンすることができて
本当によかったなと思いました。
昨日、公開している前傾した首をきれいに伸ばしたい(2019年6月2日)
写真だけのコラムで、ずっとトライして下さっていたということで
これをするようになってから首が楽でつながりが感じられるようになったとのこと。
全員にしていただきました。
1人ずつのチェックの後
足裏から中心に還す流れを確実に覚え応用する(2019年5月26日)
の神戸WSでしたように、足裏を確実に踏めるように誘導。
こちらは神戸ではやらなかったかもしれないけれど
母指の根元から外側に押すようにすると
小指側の根元が感じられるので
間を広げるようにすると
足裏は母指、小指の根元が明確になるので
横アーチ、縦アーチが感じられて
こんな足裏に。
体幹部分の誘導は1人ずつのチェックで
既にしているので
ここから股関節につなげられます。
体育座りがきつい人。
初めは座骨が滑って前に行き
背中が丸くなっていましたが
足裏から膝、膝から股関節への流れの方向を
説明しながら誘導すると
股関節を引き込むことができて
今まで感じたことのなかった楽さを感じてくれました。
最後の仕上げにこんなこともしています。
私がサポートして持ち上げ
他の方に膝小僧が上向きになり
体幹側へのつながりが感じられるように
流れを作ってもらい
自分自身で股関節を引き込んで座面が広くなるようにしてもらいました。
写真NGの方が撮ってくれました。
これも次のプログラムの布石。
これからまだまだ伸びしろがあり
更に楽な座り方につながっていきます。
わかりにくいかもしれませんが、体幹部分を箱のように使って
体幹の長さを変えないように股関節の横側を引き込んで
向かって左側の赤丸印を引き込んでいます。
下の写真では反対側ですね。
ここから更に裏側に引き込みます。
前側がしっかり折れます。
後から見るとこんな感じ。
えっ!外に開くの?と思う人もあると思いますが
背骨から右側を体幹から分けて使っているので
しっかり感覚があります。
べろっと開いているのではなく、触ってみると
はっきり力の流れが届いているのがわかります。
座骨の角っこがしっかりあります。
一昨日のコラム
怪我した時こそ体を歪めない工夫(2019年6月1日)
でも説明しています。
これも体幹から操作して、ひと固まりで使うのでなく
骨盤と脚は分けて外旋。
同じく、体幹からの操作でインに戻しました。
この操作はつながりながらも分けて使える感覚ができているので
バレエで言うアンディオールと同じです。
これだけ、股関節がくっきり折れています。
他の人にサポートしてもらい
股関節を引き込みつつ、内転筋を引き合って
脚を上げてみてもらいました。
これ、脚の力でやると股関節が痛く
うちに向けることもできません。
痛みなくできました。
夢中でされたので、足裏から体幹中心に向かう力は
ややお留守になっていますが
膝までは感じておられるのでできています。
このあたりで時間切れ。
それでも、とても喜んでもらえました。
確実に伝わったことを感じられて
私も嬉しかったです。
限られた時間での東京WSでしたが
受講して下さる方に実感してもらえてこそ
私が行かせていただく意味があります。
全員のコンディションをよくすることができて
嬉しいWSでした。
私が一人で行かせていただくときには
確実に伝えられることが肝心なので
自分が集中してできる
小人数に限らせていただいています。
実感されていることがわかるレッスンが
自分の幸せでもあります。