坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
肘が体の後でも、インナーの流れで前肩を修正
肘が体より後ろに行くと前肩になってしまう人が殆どだが
インナーの流れがわかると
肘が後ろになっても前肩にならずに使える。
一旦、肘は少し前の位置で、私が引っ張ったが
ご自身で、肩甲骨の端っこを飛行機のフラップが上がるように開いて
肩甲骨と肋骨の間に隙間ができるようにして
他の人が示した背骨の脇から引き込むようにすると
自然に肩の位置が変わった。
胸の高さも全く違っている。
前肩は外の筋肉を使わずに直す(2019年5月9日)
この感覚がわかると
肘がこんなに後ろでも肩は前に行かずに
気持ちよく使える。
胸椎を少し意識してみると
腕主導でなく、体幹主導で使われていることが実感できる。
インナーの最小限の力で肩甲骨ストレッチ(2019年5月13日)
この状態で歩いてもらうと
全く体が左右にぶれることなく
骨盤の幅の中から脚が出て
足裏を感じながら歩ける。
この前に股関節をしっかり使ったので
余計に良かったのだと思われる。
体はつながっているので、
どこからのアプローチでも
ひとつがわかると、なかなかうまくいかなかったことが
とっても離れたところであっても
いい影響を受けて改善のきっかけになることがある。
この方が初めて来られた時には
五十肩で苦しまれ、腕は肩より上に上がらなかったことは
もう記憶に薄い。