自分ができる段階での『最大』を通ること
「ぶれない体幹」のために中心に向かう感覚を覚える
昨日の神戸WS。
長い連休明けの体は疲れているのか
少し調子を崩している方もあり
それを個々に調整もしながら、
自分の中心に向かう流れを確実に感じられるように
レッスンを進めた。
足裏が明確に踏めることはとても大切だが
誘導時には感じているのに自分では感じにくい人のために
体幹につながる足裏のために(2019年4月28日 )
を更に丁寧にやってみた。
チェック時に少し踵を押してみると
ご自身で意識していたにもかかわらず
簡単に踵が動いてしまわれたので、自分でできるバージョンを
説明しながら、つながる方向を示しながらやってみると
ご自身でできるようになった。
ここから膝から腿裏の流れを作り
体幹の底から背骨に還し、頸椎、更に頭上につながっていく流れを
感じてもらった。
足裏の感覚がわかると、つながる他の部分にも
応用ができていく。
足裏はよく使えていたが、左側が少し薄い感じだなと思っていたら
前肩になられていた。
前肩は外の筋肉を使わずに直す(2019年5月9日 )
でやっているように、インナーが感じられるように誘導していくと
肩の状態、背骨、体幹の底、足裏の踏み方まで変化された。
「お腹が痛くなることなんて滅多にないのに」
お腹が痛くて体が縮まれていた。
ちょっとお腹が痛い、スッキリしない時のストレッチ
をやってみたら、少しずつましになられて
レッスン後はお腹の痛みは消えて、ずいぶん楽そうな姿で帰って行かれた。
「脱力がうまくできるようになったんですよ」
と言われていたが、抜けすぎたのか
元々の反り腰が出てきて、腰が痛いとのこと。
ひとつ前のストレッチから展開して
朝起き抜け 背骨、股関節のストレッチ(2016年12月11日 )
をしてもらった。この動画は少し古いものなので
体幹の底を押すことも言及できていない。
今はもっと進化させている。
また改めて動画を出すことにしようと思うが
やや近いものとして、肩甲骨から方向を合わせ背骨の可動域を出す(2017年4月30日)
も参考に。
肩甲骨、脇、腕のつながり、更にに脚までつなげていくことを
タオルで説明してみた。
これはわかりやすかったようなので、また後日に。
昨日のコラムインナーの感覚がなかなかつかめない人に(2019年5月10日)
を言葉の誘導だけでやってみた。
どなたもよく体が伸び、つながりを感じておられた。
強い力を使わず、小さなインナー感覚で柔らかく自然に体が伸びた。
頭がすっきりした人
気持ちよすぎて寝そうになった人も(笑)
脚を上げていくのだけは誘導したが
とても軽くて、上げたご本人がびっくりされていた。
回数をたくさんとか、順番をこなすのでなく
確実に感じられることをじっくり、ゆったり。
伝えたいことを感じてもらえるのは本当にうれしい。