重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
肩甲骨から腕を長く使うために
肩甲骨から腕を長く使うためには
脇をひきこんでつかうことを
このコラムをずっと読んでくださっている方は
よくご存じです。
まず見てみましょう。
脇の引きこみは、肩甲骨自体をがんばって動かすのでなく
鎖骨を引いて、肩甲骨のカップが満ちるような意識で。
鎖骨を引く(2019年4月8日)
中心から肩甲骨を引き寄せる。
肩甲骨から寄っていくのでなく、引き寄せると
インナーが柔らかく動きます。
床についた手は軽く押されながら、肩甲骨の中と
双方向に引き合われます。
肩甲骨から手まで、ひとつのユニットになります。
上の画像では
脇が引き込まれて、腕の付け根が肩甲骨のラインと一致したまま
(コントロールできる状態に置いたまま)
腕でなく体を動かしていくと、こんなに長い腕になり
いらない力は抜けています。
下の画像は腕を動かそうとしたもの。
体が腕に取られ、いらない力で流れが遮られ
コントロールはできません。
腕の長さや関節の自由度はまるで違います。
こんなに腕は長く、肩は下りています。