股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
床を使って肩甲骨の感覚を養う
特に難しいことでなく
肩甲骨の降りる感覚を感じることができる。
膝を立てた状態で仰向けに寝る。
足裏をかかとを引いた状態にしておくのは基本的なことなので
必ずする。ぶれない体幹につながる足裏(2019年3月3日)
骨盤を手で押して体幹の底まで押すようにしながら
伸びたら床を手首で押して
上にずり上がるようにすると
前肩になどしていなければ、肩はすんなり降りてくる。
とても簡単に肩甲骨の降りる感覚がわかる。
ところが、ここから元の位置に下がってくるとき
やりがちなのは
肘を外に開いたまま降りてくること。
脇~肘の双方向の引き合いができている人なら問題はないが
双方向に引き合う感覚がまだできていない場合は
いっぺんに脇~肘の長さが縮んで肩は盛り上がり
たちどころに前肩になる。
このようにずり上がったときの腕の長さを
キープしながら元の位置に戻れば
肩甲骨は上がっていかず盛り上がらない。
やっているうちに肩甲骨の動く感覚もわかり
体幹の底の押しや背骨の伸び方の違いも感じられる。