開脚から痛みなく脚を回す意識付け
「うまくいかない」ことは生活習慣から改善
うまさきせつこのボディコントロールを始めて
つくづく思うことは
「うまくいかない」ことは
毎日の生活習慣からくるものが殆どだということ。
踊りでも他の競技でも
根性でがんばってやるから、うまくできるというものではない。
背中が固い
脚が開かない、上がらない
滑らかな動きができない
などで悩む人は多いが
思うようにできる方向に進める状態ではないままに
報われないやり方で、頑張っている人が殆どであると
見ていて思う。
上記のような悩みは
体幹の位置感覚を認識しないまま
報われない方向に一生懸命使っていることが原因になっている。
体が本来、自然に動いてくれる状態になっていないのだ。
それは才能がない、能力がないということとは違う。
自分の体の状態を知らないで
今の体が元々の自分のもので
体に恵まれていないからこんなもの
或いは歳をとったから仕方がないと
諦めている人もあるだろう。
例えば、「膝が痛い」
立ち上がるのに
膝に体重をかけ、手で押して乗りかかるようにしたら
ただでさえ痛い膝は、負荷がかかって
余計に痛い。
痛い膝でも楽に椅子から立ち上がり座るために(2018年3月3日 )
のように立ち上がるためのポイントを変えれば
背骨が体幹の底を押して、足裏に届き
楽に立ち上がれる。
「背中が固い」という人は
昨日のコラム壁を使って体幹の底を押し、背骨を使える状態に(2019年4月9日)
のようにやってみれば、背骨を感じることができる。
体が無理なく動いてくれるためには
骨の位置が自然に動くための位置に感じられなければ
思うように動かないし
体が本来の力が出せる方向に使えなければ
可動域も大きくならない。
「腕が上がらない、上げようとすると痛い」という人も
肩甲骨の位置感覚と腕が動く方向を憶えてやれば
動いてくれる。
肩甲骨、脇、肘の流れを邪魔しないために(2019年4月2日)
から、順にリンクしていくと、腕や肩が痛くない方向がわかる。
肩甲骨や腕については、たくさんUPしているので
このコラムを検索してくださると、自分にピッタリくるものもあるかもしれない。
自分がしたいことがうまくできないことは
毎日の生活の中で体が自分の意識外で勝手にバランスとりしていることに
気づかず、非常に無理がある状態のまま
自分のしたいことをしているために
きつかったり、うまくいかなかったりする
毎日の生活の中で無意識にしていることが
自分のしたいことを妨げていることに殆どの人は気づいていない。
自分の体の状態と毎日の生活でしている
自分の当たり前の状態が、やりたいことにつながらない。
自分のしている状態をきちんと知る。
意識して整えれば、殆どの場合
時間はかかっても改善でき、自分のしたいことにつながることが多い。
意識して暮らすのにお金はかからないし
体に付き合ってみて、体が楽になれば
とても楽しいことになる。
鎖骨を引く(2019年4月8日)
の彼女も、写真を比べてみたのは今年になってからだが
もっと早い時期から、きれいな体になり
可動域は全く変化している。
毎日の生活を意識して暮らすことは
したいことの練習をする時間より、うんと長く
意識できるチャンスがたくさんある。
まずどう意識するかを知るためにも
自分の体の流れの状態をきちんと知る必要がある。