坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
体幹の底と引き込みの感覚を得るために
反り腰タイプの人って
体幹の底の感覚が薄くなりやすく
大きな面で感じにくいようです。
壁を使って背骨、体幹の底の感覚を知る(2019年2月27日 )
で、壁を使ってやっていることですが
箱の底のように面の広い状態で、
いったん床を押して掬い上げるということが
反り腰になりやすい人は、難しく
充分に下に体幹の底を下げられないようです。
壁を使って体幹から脚を楽に上げる(2019年2月3日)
の(2:03)くらいからやっているように体幹の底をいったん背骨から押すように下げて
体の中心に戻したいのですが、なかなか難しいようなので誘導してみました。
母指、小指の根元を付けて土踏まずを伸ばし
踵を引いて立ちぶれない体幹につながる足裏(2019年3月3日)
上下双方向に引き合います。
骨盤から体幹の底を押し、膝が後ろについていかないように
肋骨が縮まず、遠くに伸びながら、体幹の底を引きます。
ハンカチを引っ張って折り畳むのをイメージ。
踵に重心があるようにして、骨盤から体幹の底を押し続け
体幹部分は肋骨が縮まないように
肩甲骨の間が伸びるように(下に押すのではありません)
双方向に引き合い続けます。
さてここからです。
ここから体幹部分を起こしますが
この時、反り腰の人は充分に下げにくいのです。
このくらいの浅い掬い上げでは背骨の位置が
来てほしい位置に来ません。
体幹の底を掬い上げるのは高い位置ではなくて
一瞬うんと降りて、掬い上げる体幹のバネのようなものが欲しいです。
一つ上の画像の時間がとても短い一瞬です。
上の画像くらいの浅い掬い上げだと
この画像のように床から体幹の底が垂直になりません。
誘導すると楽に股関節、膝が折れ、背骨も伸びて
体幹を起こした時、前腿に力が入ることなく
体を起こせました。
まだ壁を使ってはいますが
自分でしてもらっても同じ感覚を得ることができました。